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取材企画

企画記事 恋文屋【中京】


京都西の拠点、西院でドドン!と出迎えるは一風変わった肝っ玉母さん。何が変わってるって、巨大です。そして看板です。そう、看板なんです。でも、ついつい「あ、おじゃまします」とつぶやいてしまう存在感!
とにかく昔懐かし、そしてインパクトだらけの外観、店内、メニューの数々。楽しみ、和み、そして味わいつくせ!

京都市中京区壬生土居の内町27

出迎えは巨大なオッカさん

さて、記念すべき企画記事第1弾は、お店の取材。京都西部住民のターミナル、隠れた粋店も多い西院から「恋文家」さんです(ちなみにこのコーナーはお店の取材だけとは限りません。いろいろ計画中!)。
実は僕、以前からこの店の看板には眼を引かれていたんですよ。駅から少し離れた住宅街に突如現れる大きな看板。昭和の映画看板を思わせるニコリと笑った肝っ玉母さん。そして「昔懐かしいあなたの味を今も一途に守っています」の煽り文句。外観もレトロかわいくキャッチーで、女の子なんか大喜び確実もの。
実際はお店の取材とか始めてでして、入る前からガチガチになってる自分な訳ですが、ドアの前に立つとお店の中からあったかい光が漏れてて「そんな気ぃはらんと、な。ようおこし」って言ってくれてるようでしたね。
妄想しすぎですか、僕?

そんなこんなでいざ店内へ。

席につくまでに既に満腹に…

店内は大きなカウンターと奥に座敷が一つ。しかしそんな事より気になるのは店内ですよ。壁に貼られたカウガールポスターに、窓枠の上にびっしりと置かれたフィギュアの数々。座敷にはちゃぶ台が置かれ、座布団、木棚に旧式のテレビ、スピーカー…思わずポケっと眺めてしまうラインナップに、席につくまででかなりの満足度です。

これまた面白い立ち入り禁止ののれんから出てきた店
長さんに促され、ようやくカウンターに腰をおろした僕で
した。



懐かし空気に乗っかって串カツにビール

さて早速メニューを開く。このメニューも学級日誌のような黒の革張り風で表紙には「2年4組」「さんすう」等の文字が。芸が細かい!表紙をあけるといきなり先程の看板のお母さんが登場。しかもニヤケ顔。…お母さん!表ではあんなに一途な女だったのに!
肝心の料理も本格的で、しかも遊び心満載。
一押しは縁日で定番の味を再現した「夜店の串カツ」450円。初代店長が北野天満宮で学んだ味。もちろんソースは二度付け厳禁です!(笑
うどんベースの新食感「鉄板28号」700円や、ウインナーにたっぷりチーズをのせた「エイトマン」800円。ちなみにエイトマンには3種類のタバスコをお好みでかけるんですがその中の一つ、「地獄のホットソース」は強烈です(一番上の写真)。舌焼きます。コンパなんかには必殺の道具になるだろうなあなんて身悶えながら思いました。


みんながこの店を楽しんでいる

さて一息ついて再び店内を見回すと、本当に見飽きるって事がありません。
ひたすら「レトロ」をキーワードに座敷はそれだけですぐにでもサザエさん的ホームドラマが始まりそうな勢い!入り口付近は逆にアメリカンな雰囲気。そこら中に置かれたおもちゃやグッズひとつひとつがこの場の空気にぴったり。
ふと横を見ると同行したボスが、かかってた懐メロポップスに聞き入ってます。「これが俺の青春だよ…」やばい!なんかレッドゾーン入ってます!こ、これは仕事ですよねえ?ボス!
壁にはマジックで書かれたビル街が描かれていて、これはお店の設計者さんが描いたとか。なんか、なごみます。
そういえばさっき行ったトイレでも、ペーパー入れに顔が描いてあったし、設計者さんも、お店の人も、もちろんお客さんも、皆この場所を楽しんでいるって感じがとても居心地よく感じました。
仲のいい友達とゆっくり飲むのにもいいかもしれない。
懐深き店、それが「恋文家」

現店長、古田さんは前オーナーに任され、奥さんと二人でお店を切り盛りしています。
不定期ですがライブ会場としても使われたり、占い師の方も来て運勢を見てもらえたりする時もあるそうです。
今後もライブや舞台等で場所を提供していくそうで、そういう試みはこのお店にはぴったりじゃないかなあって感じです。
恋人と、友達と、サークル仲間と。色んなシチュエーショ
ンで使える「恋文家」さん。結構お店選びって一緒に行く
人や場合によって色々考えなくちゃいけないじゃないで
すか。全てを受け入れてくれそうなこれだけ懐の深いお店って貴重かも。
入りやすく、なかなか席を立ちにくい。恋文家ってそんな所です。


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